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ブログ 日々のセッションのこと: 2020年8月

なぜこんな状態に?

Aさんは体調が優れない状態が続き
ある日、朝起きることができなくなってしまいました。

なぜなのだろう? と病院へ行ってみたところ
うつ病と診断されたそうです。



Aさんは、何が原因なのか全く思い当たりません。

それからは薬を飲み続ける日々で、仕事を休むことが増え
後ろめたさを感じてしまいます。


「早く普通に仕事ができるようになりたい!」

それがAさんの望みでした。






なぜ今の状態になったのか


場所はエジプト。

35歳の男性が、暗い建物の中で みんなと一緒に仕事をしています。

男性は石造りの建物を建築していて
いつも暗い所にいるため 気が滅入ってしまいました。


建物が完成した時
「もう嫌だ!!」
と、その仕事を辞めてしまいます。


その後は何もやる気が起きず
たまに仕事をするという生活を送っていました。

男性は畑を持っていたため
生活が困窮するということはなかったようです。



- 男性のトラウマ


「暗い所でばかり仕事をしていて、本当にウンザリした!」

男性はAさんに愚痴をこぼします。

どうやら、そのことがトラウマとなり
男性の中で残り続けてしまったようです。


Aさんとやり取りしながら男性を癒していくと
みるみるうちに明るい表情へと変わっていきました。






この男性は、Aさんの前世の姿です。

セッション後、Aさんの表情も明るくなり
「仕事で無理をしない」
「毎日 太陽の光を浴びる!」
と言っていました。


お日さまって とても大切なものなのだと
改めて感じたセッションでした。



太陽光.jpg

大丈夫だよ!

Aさんは、いろんな問題をクリアにしたいため
セッションを受けに来られました。






Aさんを誘導して訪れた場所は、広くて明るい
緑がい~っぱいの、とっても居心地の良い草原です。



ふと周りを見渡すと、真っ白な服を着て白い帽子を被り
綺麗な黒髪をした 小さな可愛らしい子どもがいました。


Aさんはその子のことがとても気になるようで
そこでセッションを進めてみることにしました。



この子はいったい誰なのか?
なぜ、ここにいるのか?



Aさんはその子に近づき、優しく話しかけます。

そして話を進めていくうちに、その子のことが分かりました。



なんとその子は、Aさんのところに近々生まれてくる子なのです。



「元気に生まれてきてね」
と、Aさんは言います。


「大丈夫だよ!」

笑顔でその子は答えます。


その時Aさんの目から、涙が溢れ出ていました。






Aさんが近々パパになることを聞いたのは
その子がAさんの子であると知った時です。


セッションでは、思いもよらないようなことがよく起きますが
その中には、こんな素敵な感動の出会いもあります。



森_緑のイメージ-01.jpg

急に出てきた手の痺れ

セッション中、クライアントさんが身体に違和感を感じることがあります。

今回は、セッション中に手が痺れたケースをご紹介します。





 
手の痺れ


誘導中、Aさんは急に右手が痺れてしまいます。

まずはそこから突きとめていくことに。


探ってみると、右手の痺れの要因は Aさんのお母さんでした。

お母さんはとても怒った表情で文句を言っています。


「Aがちゃんとしないから!」


なぜそんなに怒られるのか訳が分からず
Aさんは泣き出してしまいました。


お母さんは、Aさんに関係ないことでも怒っているのです。


事前カウンセリングでAさんからお母さんのことも聞いていましたが
「気分屋で、なんでも自分の基準で話してくる」
「人のことを考えていない」
「いつもブツブツと文句を言い、なんでも決めつけられていた」

・・・etc.

お母さんに対して良い印象を持っていないようでした。



- お母さんの幼少期


お母さんは子どもの頃、両親と兄弟が住む家で暮らしていました。

ですが、子どものいない親戚の家に養子として入ることになり
家族と離れて暮らすことになってしまいます。

本当の家族がいるのに離れて暮らすことになり
とてもつらい思いをしたようです。


その他にも、いろんなことがありました。


そこでAさんと相談し
お母さんのインナーチャイルドを癒やすことにしました。



- お母さんのインナーチャイルド


Aさんのお母さんのインナーチャイルドは
まだお腹の中にいる時のような姿でした。


Aさんと共に、その子をただただ癒していきます。

そうしていくうちに、インナーチャイルドに大きな変化が現れ
笑顔が溢れてきました。


インナーチャイルドを癒やした後
お母さんの表情は母親らしい優しい表情に変わりました。


Aさんはお母さんに
「頑張ったね!」 と、優しく言葉をかけます。


セッションを通してAさん自身も癒され
「気持ちが落ち着いて、心が温かくなった」
と言っていました。

 




例え嫌いと思っている相手であったとしても、セッションを通して
相手のことを理解できるようになることがよくあります。

それは、自分自身の癒しにもつながっているのです。



しゃぼん玉.jpg

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